ウェルカム トゥ サラエボ。

WELCOME TO SARAJEVO
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ストーリー:サラエボでは、毎日のように銃と砲撃の音がいたるところに響き渡っていた。スクープをものにしようとしていたイギリス人ジャーナリストのマイケルとアメリカ人のフリンが、この激戦地にやってきた。彼らは前線にある孤児院を取材する。マイケルは、そこで出会ったエミラという少女と心を交わすが、厳しい現実が彼を襲う。



年末にやたらシビアな話を見てしまいました。
戦争真っ只中のサラエボ。街を歩けば狙撃にあう。そしてそんな無残な日常を取り続ける主人公のジャーナリスト。
彼はエンターテイメントとしてのニュースを嫌い、真剣に他国に(母国に?)訴えかけるものを取りたいと思っている。
そして、全く手を尽くせない自分にジレンマを感じ続けている。
彼は病院で両親を亡くして嘆きながらも一人歩いていく少女を見て、前線の孤児院を訪ねる。
そこで出合ったエミラという少女と確約のない約束をする。
ここから出して。
彼女の願いは切実だった。
そして、彼が自国へ帰る日が訪れた時、少女は自分との約束は?と訪ねる。
安全に帰れる道があったが、同じタイミングで子供たちを国外に連れ出す危険を伴うプランに同行する事になる。親の許可が下りた子供たちだけだが、彼は無理を承知でエミラを連れ出す。
そしてエミラは平和なイギリスで幸せな日々を送る。
が、数年後、サラエボより彼女の親戚からの便りが来る。エミラを返してほしいと。
それはエミラを捨てた母親からだった。
主人公は再びサラエボに戻る。いまだ危険な街へ。孤立したサラエボ。状況は悪化している。
何とか昔のつてを頼りにエミラの母へとたどり着き、どうかエミラを養子に出してほしいと伝える。母はエミラとの会話を望み、彼女達は電話で話すことになった。
が、エミラの母への態度は冷たいものだった。あの恐ろしい街には二度と戻りたくは無いというエミラの無言の訴えのようだった。

実話なんですよねー。
ジャーナリストの彼がすごいと思う。
必死で生きることを無意識に選択し続ける少女を、彼が無条件で愛した結果なんだろうと思う。
運転手をしていた彼が死んでしまうシーン、そしてその友人がコンサートをするシーン、やたらと印象深い映画だった。やるなぁ、チャンネル4。

全ては救えない、だけど。
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by nichika-1958 | 2006-12-31 23:50 | 映画。