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エド・ウッド。

ED・WOOD
エド・ウッド。_b0046078_1714524.jpgストーリー:50年代のハリウッド。スタジオの片隅で使い走りをしながら、映画監督になる日を夢見て働いていた映画青年エドは、ある日業界誌に載った性転換をした男性の物語の映画化を知り、本物の服装倒錯者だったエドは、シナリオを3日間で書き上げ、ふとしたきっかけで知り合った往年のドラキュラ俳優、ベラ・ルゴシを出演させることを条件に資金、監督デビューを飾るが……。


ジョニ映画祭り絶賛開催中。

エド・ウッドです。
ジョニが女物の下着を付け、アンゴラ好きの服装倒錯者になっているお話です。
実は、日本語吹き替えを借りてしまったのです。
と云うか、レンタルショップには1本しかなかったので、信じて疑わなかったんです。
昨日見て度肝を抜かれました。
吹き替えだったら、見る意味がない!だって最早ジョニの演技だと云えない!!
アニメの様なものですよ・・・。あーあー。と軽く凹みました。

せめてストーリーだけでも、と思ったんですけどね。全然身に入らない。
でも、エド・ウッドの映画にかける熱意とか、人の良さとかは分かりましたよ。
ティムの映画だからか、ジョニもえらくのびのび演技している様に見えました。と云うかあの役自体がハッチャケてるのか??取りあえず、アンコラセーター姿のジョニが可愛い・・・。でも妙にマッチョに見えるんよな・・・。なんでだろう・・。

エド・ウッドはアメリカ史上最低と謳われる監督。ゴールデンターキー賞とか言うのを与えられています。でも彼がこんな風に伝記映画になる理由はそれじゃない。只管に、映画に対する情熱ゆえ。ディティールに拘らない彼の映画を、ディディールに拘るティムが撮ってるんだから面白い。

オーソン・ウェルズをヴィンセント・ドノフリオが演じてるんですけど、これが見事なそっくりさんで笑える。
落ち目の怪奇スタアのベラ・ルゴシをマーティン・ランドーが演じてます。これがまたそっくり。アカデミー助演賞を取ったんですよね。確か。

是非とも、字幕でもう一度。



                      見果てぬ夢。



1994年 アメリカ
監督 ティム・バートン
脚本 スコット・アレクサンダー 、ラリー・カラゼウスキー
音楽 ハワード・ショア
出演 ジョニー・デップ 、マーティン・ランドー 、サラ・ジェシカ・パーカー 、パトリシア・アークエット 、ジェフリー・ジョーンズ
by nichika-1958 | 2005-11-03 17:14 | 映画。