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SHOTTAS
b0046078_585581.jpg解説:ジャマイカ、キングストン。そこに住む、2人の少年、ウェインとビックスがギャングとしての成功を目指し、ジャマイカからマイアミへと場所を変え、のしあがってゆく様を描いた、『シティ・オブ・ゴッド』に続くギャング・ムービーの問題作。


ボブ・マーリーの息子が出てんだって。
レゲエ好きだったら、けっこういいんじゃないかと思います。レゲエミュージックバリバリでしたので。
普通にギャング映画ですね。
特に衝撃とかは無かったですが、ジャマイカからアメリカへ出て、一回強制送還されてるのに笑いました。そして、またジャマイカにも居られなくなって、アメリカに舞い戻るってのがwww
そっからのし上がれるってのもすんごいですけどね。
のし上がり方はえげつなかったですな。
金に執着しすぎだろ?!とラストとかは思いましたが、普通のギャング映画と比べてしがらみが無さ過ぎてどうよ?って感じでした。
ノリが違うのか?それとも舞台がマイアミだから?
取りあえずビックスの子供時代のステキファッションは必見です。
大人になっての髪型かっけーけどwww
人のレビュー見てびびったのが、この映画が重いと言ってた事。
スカーフェイスとかに比べたら無茶苦茶ライトなイメージを持ってしまったんですが…。感覚おかしくなってんのかね?
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by nichika-1958 | 2008-11-17 05:17 | 映画。
Reign Over Me
b0046078_18393514.jpg公式サイト
ストーリー:ニューヨークで歯科医を営むアランは妻子に恵まれ理想的な生活を送っていた。ある日彼は911で妻子を失った大学時代のルーム・メイト、チャーリーと再会する。しかし彼はいまだに立ち直れず、心を閉ざしていた。そんな彼を立ちなおせようと、アランは行動をともにする。次第に彼らは互いを必要とする関係になっていく。

Let in the unexpected.(予想外のものを手に入れよう。)
9.11って聞くとどうも手を出してしまう傾向にありますが、この映画はちょっと違う切り込み方をした話。
あのテロで家族を亡くし、立ち直れないで居る人の話です。
普通に暮らしている歯科医のアランにドン・チードル。で911で妻子を失ったチャーリーにアダム・サンドラーです。
アダム・サンドラーのコメディでない作品は自分初めてかもしれない。でもいい味出てましたね。
2人は大学時代のルームメイトだったわけですが、長いこと連絡が途絶えてたんですね。アランはチャーリーが911で妻子をなくした事は知っていたんですが、連絡が取れない。そんな彼をある日偶然見つける。再会はしたものの、チャーリーはアランを覚えていなかった。学生時代のルームメイトと言う言葉を信じたのか、思い出したのか、彼はアランを受け入れる。
チャーリーはあのテロの遺族に渡された国や航空会社からの慰霊金や生命保険で生活しているらしく、日々ゲームをし、キッチンのリフォームをし、ライブハウスでドラムを叩いていた。
アランも表面上はうまく行っている家庭でありながら、どこかに不満を抱え友人を欲していた。2人は度々会うようになる。

アランはチャーリーを立ち直らせたいと考えている。それは多分本当だけど、言い訳でもあったんだろうなと。ちょっと窮屈に感じ始めた家庭からちょっとの間逃げ出したいのも本当だったんだろうな、と。
アランの働く歯科と同じビルでカウンセラーとして働いてて、度々アランに相談を持ちかけらる人にリブ・タイラーがいましたよ。彼女は後々チャーリーのカウンセリングを任されるんですが、相変わらずおきれいで迫力満点でしたww
チャーリーがアランに家族の話をするシーンが唐突だけど、彼の心理がよくわかる感じで泣かされました。痛みが伝わってくる、そんなシーンでした。
居場所を取り戻す話かな、と。チャーリーは妻と2人の子供を亡くしているんですが、その為あの事件の直後から支えてくれる人を失くし、居場所がわからなくなっていたんじゃないかと。アランも病院内で、家庭で自分という人間の居場所を見失っていたんじゃないかと思います。再生の話でもあったんだろうけど。
チャーリーの乗ってたバイクがいいなぁと。アレ乗りたいッス。エンジンは何で動いてたんだろ。バッテリー式かな?あれの2人乗りシーンがかわいいんだよ。楽しそうで。
あとチャーリーのしてたゲームがワンダと巨像で笑った。映像が超美しく、かつ主にストーリー説明もなく巨像と戦うことに特化した上、最初っから不条理極まりないゲームなんですが、個人的にすんごい関わりあるゲームなのでちょっと嬉しかったのです。
もうゲーム画面みた瞬間吹いたね。リアルに。
作中ではチャーリーがアランにハマるぜ、絶対と言っており、その通りアランはハマッたんですが、実際にはかなり意見の分かれるゲームだと思います。


思い出にかえてしまうのは早すぎる。
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by nichika-1958 | 2008-09-23 19:24 | 映画。
El laberinto del fauno
b0046078_3363075.jpgスペイン語公式サイト
ストーリー:1944年のスペイン内戦で父を亡くし、独裁主義の恐ろしい大尉と再婚してしまった母と暮らすオフェリアは、この恐ろしい義父から逃れたいと願うばかり自分の中に新しい世界を創り出す。オフェリアが屋敷の近くに不思議な迷宮を見つけ出して足を踏み入れると、迷宮の守護神が現われ彼女に危険な試練を与える。



クオリティ高すぎてワロタwww
アメリカ、メキシコ、スペインの合作らしいんですが、舞台はスペイン。戦争中で主人公の少女にとっては厳しい現実。ある日義父の屋敷近くで妖精と出会う。
この妖精がかわいくない。笑えるほどに日本的ファンタジシズムをぶち壊してる。だって虫で登場だよ?んでその後変形するんだけど・・・ちょwwwゴラムwwwwwって感じだったんスよ。ゴラム小さくした感じ。肌の質感とかグロイ。
んで、その妖精に導かれてパン(牧神)と出会い、彼女は彼らの世界の行方不明のお姫様だったと知らされる。そしてパンは彼女に危険な試練を乗り切るようにと言うんですが、このパンもまたwwwww
牧神とかって日本人にはあんまり馴染みのない神様なんですが、半獣の神様なんですよ。でも半獣っつーか、全体的に獣でしたの、このパンは。オッソロシイ面構えしてんだよ。んで試練の最中に出てくる手に目が付いてる人食いのバケモノが個人的に本格ヒット。ああ、ファンタジーじゃなかった。この映画ホラーだった。と一瞬遠い目をしそうになった。マジで。あそこまで力いっぱいグロくしてくれるといっそ清清しいですな。マンドラゴラとかマジキンモー☆って叫んだ。
現実でも義父はドSの変態だし、母ちゃんは身重で病気がちなわけで…少女は夢の国に現実逃避してるわけですね。
これはあくまで少女の空想の産物なのか、それとも彼女に興っている現実なのかってのがイマイチハッキリしません。だからいいんだけど。
ラストのぼやかし方が個人的に気に入ってます。

夢の世界もやさしくはなかったけれど。
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by nichika-1958 | 2008-09-15 03:53 | 映画。
Paris, je t'aime
b0046078_1829413.jpg解説:パリ20区の内18区をモチーフにテーマ「love」で撮られた短編オムニバス。

1区5分という短さ。でもその中にすんごい内容詰まってました。
ガスとかも監督してたからすんごい見たかったんだよね。
そしたら、ガスの4区マレ地区にギャスパが出てんじゃないのよ!!大興奮でした(*´д`*)ハァハァ
相変わらず可愛いギャスパ。しかし、んん?いやいや、あーガスだねぇ的内容だったなぁ。
コーエン兄弟の奴はブシェミで爆笑した。いい具合に絡まれた観光客ブシェミ。君パリの街似合うな。
日本人監督も参加してます。しかもジュリエット・ヴィノシュとデフォー起用ってあんたすげぇな。
しかカウボーイ・・・爆笑したのはヲレだけ?
一人異色放ってたのはリジが出てたマドレーヌ界隈。え?すんげぇファンタジーなんですけど・・・アレ?って感じだった。
ナタリーのはいい落ちだったな。思わずほっとしてしまったしww
やっぱ色んな監督のまとめて見れるオムニバスって楽しいな。
どの話も色んな意味で笑えたからナイス。

パリを歩いてみたくなる!

因みに各ストーリーの1シーンを貼り付けた素敵な画像を発見したのではっときま。
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by nichika-1958 | 2008-08-07 18:41 | 映画。
DEATH OF A PRESIDENT
b0046078_17552966.jpg
ストーリー:2007年10月19日、アメリカ中部時間20時13分、イラク戦争を起こしたジョージ・W・ブッシュ大統領が、シカゴでの演説の際に大規模な反戦デモに遭遇。会場を去る際に何者かから2発の銃弾を受け、暗殺される。中東系の男が犯人と目される中、カメラはブッシュ大統領の周囲にいた人々の証言をとらえていく。


流石イギリス。やるぜチャンネル4。
イギリスでは映画館上映じゃなくて、暗殺日の1年前2006年の10月19日にチャンネル4で流したんだそうですよ。ええ、その大々的な広告をしっかりイギリスのチューブで見ました。
すんごい見たかったのに、放映日に帰国だったんだよ!!
すんごいギリギリしたのを覚えてます。
そんな思い出話はどうでも良く、この映画モキュメンタリーって奴です。
リアルで笑えます。
もう、イギリスってアメリカ大スッキやね。
でも、有りがちな政府の陰謀的な犯人探しとかマジリアルだったんですけど。
でも大統領を亡くしての国民の嘆きみたいなシーンが全く無いのが作為的だよな。
因みにジョージの亡き後チェイニーが大統領してました。キレまくりでしたよwww
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by nichika-1958 | 2008-08-07 18:01 | 映画。
FACTOTUM
b0046078_21462814.jpg公式サイト(英)
ストーリー:売れない詩や小説を出版社に送り続ける自称“詩人”のヘンリー・チナスキーは、その場しのぎの仕事で食いつないでいた。ある日、バーで知り合った女ジャンと暮らし始めるが、酒とセックスばかりのさえない毎日。何をしても続かず、原稿依頼もこない中、彼女にも捨てられてしまう。


アメリカ文学界の異端児、チャールズ・ブコウスキーの作家になる前をつづった話の映画化とかなんとか。えーっと自分このブコウスキーさん知りません。
でもなんとなーくミニシアター臭に引かれてみてみましたwww
いや、これ本当ミニシアター系スキかマット・ディロン好きじゃないと見れないね。
だって酒飲むかセックスするか会社首になるかしかしてないもんwww
実に最悪極まりない男の日常を描いてるだけ。でも全編飽きもせずに見れたのが自分でも不思議でなりません。
マット・ディロンってこんなにいい演技してたっけ??と思うくらいハマリ役ですね。つかいい役者になったんだなぁと偉そうに思ってしまったwwww
似合うんだよ、ダメ男。何か色々投げやりなくせに作家としての魂だけは絶対に捨てない男で、やる気すらないマダオなのに奥の奥にものすごい情熱を抱えてる感じなんですよね。自分でもそれを表に出せない雰囲気で、ただ只管書く。まるで習慣のように書いては出版社に送ることだけは止めない。惰性とも取れるけど、惰性で作品上げれるほど書くって作業は楽じゃないと思うんだよな。あれだけのマダオっぷりだから、もうあの男は作家って人種なんだろうなと納得するしかないわ。
リアルすぎるくらいリアルに本気で何にもないダメ男の日常しか描かれてません。
完全にダラダラしてます。
なのでお勧めはしない。そういう作品好きじゃないと絶対に見れないと思うしな。
でもこの監督だか、ライターだかはマジですげぇうまいと思う。
下手なヤツがこの映画を作ってたら、どんだけミニシアター系好きでも見れたものにはならなかったと思うし。ん、原作がそれだけすんごいのかなぁ?それともやっぱりマット・ディロンがすんげぇのか??まぁ何だかんだこのヒトもいい作品出てるしなぁ。チョコチョコといい役やってんだよな。クラッシュのときとかけっこうおいしくね?って役だったしね。ガスのドラッグストア~っぽい雰囲気のマット・ディロンだけどあれほどアグレッシブさはないな。

滾るほどの情熱もなく。
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by nichika-1958 | 2008-06-29 22:03 | 映画。
MATANDO CABOS
b0046078_10214338.jpg公式サイト
ストーリー:ジャックが街の権力者であるカボスを訪ねると、ひょんなことでカボスが気絶してしまう。彼がその処置に追われる一方、カボスへの復讐を企むボッチャはカボスを誘拐するが、誘拐したのはまったくの別人だったことが判明し……。


いわゆる、クライムサスペンス系。
でもスナッチとかロックストック~系のコミカルさがあって非常に面白かったです。
メキコで大人気だったそうですよ。
まったく期待していなかった、カーアクションとかあって笑った。これがまたすげぇの。何で?!この話の展開じゃいらないジャン、カーアクション!でも無駄にがんばってるwwwww
えーっと主人公コンビのムドがもっそい好みです。かっこいいよームドー。その無気力系最高。
会社のボスの娘とできちゃったジャック。ボスにシコタマ痛めつけられて、でも弁解しようと翌日ボスの部屋に行く。したら、襲われそうになったんだけど、ボス自爆。
やっべーってとりあえずビビッて逃げる。そして一緒に住んでるらしい、友達のムドを連れてもどってくると、なぜかボス下着姿。見つかってもやべぇし、ってトイレに運ぶ。このトイレから話はスタートします。
ボスだと勘違いして、逆恨みしているボッチャはボスのお衣装奪ったオサーンを間違って誘拐。しかも早々に袋を顔にかぶせたから、間違えたってぜんぜん気がつかない。
お互いにはらはらしつつ、夜の街へ車で走り出す。
てんやわんやの末、このジャックコンビとボッチャ一味がつながって、直接対決状態になります。が物事はうまいこと収束していくわけです。
しかし、スナッチとかと違うのは、ちょっといい方向に進んで終わりじゃなく、この話"振り出しに戻る"んです。
あんなに一晩てんやわんやで死に掛けたりもしたのに、ジャックの問題とか何にも解決されてないのwwwwそこがすげぇ。むちゃくちゃ現実だよ。
キャラ設定とかストーリー展開はある意味ファンタジー入ってるのに、結末は世知辛いってwwww
ひねくれ者としてはこう云うの大好きです。さいっこうに楽しませてもらいました。
テンポもよくてすっごく見やすいです。
ヒットしたの納得。

今日はまた、昨日の続き。
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by nichika-1958 | 2008-01-30 18:03 | 映画。
2 FILHOS DE FRANCISCO - A HISTO'RIA DE ZEZE' DI CAMARGO & LUCIANO
b0046078_1064020.jpg公式サイト
ストーリー:田舎で小作農として暮らすフランシスコは、息子たちに畑を耕す以上の暮らしをさせたいと願い、長男のミロズマルと次男のエミヴァルをプロのミュージシャンにしようと決意。家計をやりくりして楽器を買い与え、兄弟はその期待に応えるよう独学で練習に励むが、一家の財政はますます苦しくなってしまう。


ブラジルで人気デュオ、ゼゼ・デ・カマルゴ&ルシアーノの半生を描いた話。
後半は微妙なんだけども、子供の頃は面白かったです。
もう、子供がかわいいんだよ、マジで。
一家は子沢山の小作人。つまりお金はない。
それでも慎ましやかに生きていた。奥さんのパパの土地を借りてたみたいですが、自分で引いたラジオで音楽を楽しむいい一家です。
ある日街のお祭りで、ミロズマルが歌を披露しますが、物凄いオンチ。パパを喜ばせたかったのに、と凹む息子。パパは息子の気持ちも分かるから、ハーモニカを買い与える。ご褒美として。
嬉しかったミロズマルは毎日毎日ハーモニカを吹き続ける。パパはその音に切れたりもしたけど、やっぱり音楽ダイスキなので息子とも仲直りをする。
そんなある日、パパは真剣に息子をミュージシャンにしようと無理して楽器を買います。アコーディオンとギター。ミロズマルにアコーディオンを練習させ、エミヴァルと一緒に歌わせます。
毎日特訓に次ぐ特訓。パパは町でバカだと揶揄されても、マジメに息子達に音楽を教えます。
そんな彼等は上達し、上手く行くかと思えた矢先、支払が滞っていた為家を追い出されてしまう。それを機に一家は街に出て行きます。期待と不安。それでも家族が一緒ならば。
だけど、貧困は家族を蝕んでいく。ミロズマルはバスステーションでみた音楽をかき鳴らす人達を思い出す。その足元にあったお金と一緒に。
弟を連れ、重い楽器を担いでバスステーションに行く二人。戸惑いながらも、2人で歌を披露して、お金を得ます。嬉しそうに微笑む2人が凄く印象的でした。
何日か続けていると、胡散臭さ満載なオサーンに声をかけられるのです。そして、彼等の音楽生活がスタート。オサーンと兄弟2人で旅暮らし。週末に帰ると言う話だったのに、全然帰ってこない2人にママは泣き、パパも焦りと不安に苛まれる。
やっと戻ってきた2人を二度と出さない!と言い張り、凄い剣幕でオサーンを追い返す。
パパは別の道で2人の音楽生活を支えようと画策するけど、コネも何もない状態の為現実は厳しかった。そして、またあのオサーンに出会う。ミロズマルは彼に酷く懐いていた。対照的に、弟のエミヴァルは彼を毛嫌いしていた。ママを説得して、2度目の旅路に出る2人。最初の旅とは打って変わって、とても優しく新説になったオサーンに、子供達は素直に懐く。1回目の旅とは違う楽しい旅路だった。
全てが上手くいく、そう思えたのに悲劇が襲う。
車の事故。
一家はエミヴァルをなくした。そのショックはずっと一緒に居たミロズマルを音楽から遠ざけるほどに。
もうこの辺は号泣。かわいいから余計に号泣。(関係ねぇ)
だいたいこの辺で子供時代は終わる。
この後も苦労を重ね、中々成功までは一筋縄でいかない。別の弟とデュオを組んで成功する裏には、パパの努力があったんだけど、そこら辺がまた泣けましたな。
誰よりも、息子の成功を信じていたパパは町で笑われながら楽器を担いで帰ったあの頃と変わっていないなぁと思いました。
まぁ一緒に成功したもう一人の弟のリアルの人の方のガタイのよさに度肝を抜かれたりもしたんですけどね。彼だけはミスキャストだったよな。現実との差がでかい。それとも成功して太ったんだろうか?まぁいいや。
サクセスストーリーと言うとなんか薄っぺらいよね。努力をして苦しんで勝ち取った成功だから。


あなたのくれた音楽は、僕を創った。
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by nichika-1958 | 2008-01-22 10:28 | 映画。
THE SQUID AND THE WHALE
b0046078_1054322.jpg公式サイト
ストーリー:かつては人気作家だったが今は落ち目のバーナードと新進気鋭の作家ジョアンの夫婦、は離婚を決意した。そのため、2人の子どもで、16歳のウォルトと12歳のフランクは、父親と母親の家を行き来するややこしい生活を余儀なくされる。


奇妙な、と言う言葉が一番当てはまる気がする。
だけど、映画として切り出してみているから奇妙に感じるだけであって、家族とは本来そういうものだと思う。一家族毎に、他人には理解できないルールがあり、習慣があったりする。どこの家庭もそれがアタリマエだと思ってるけど、いざ晒してみたらおかしい。
よその家族のそうした奇妙さをしるのは好きだ。
だけど、この映画なんていうか・・・恥部のような物が多すぎる気がする。家族のセクシュアリティつーかセックスライフ?なんて一番知りたくないものだ。近すぎる人間だからこそ、どうにもきまりが悪い。
この一家の中に潜り込んだ瞬間、そういう話がどしどし出てくるんだよ、この映画。
子供達が親の離婚と言う危機に直面し、やがて親であっても彼等の普通の男女であると理解するまでの話なんだろうけど・・そんなに早く大人にならなくてもいいと思う。
10代の親の庇護下に居る子供にとって、いくらそう訴えても親は親なのだ。絶対であってもらわなくては困る。わざわざ親が訴えなくたって、やがて子供は大人になって、社会に出て、色んな仁人間を知っていく過程で、親も自分と変わらない普通の男女なのだと自然に気がつくものだ。
惜しみない愛情を必要としている時期にあれじゃ、子供は歪むよ。
ここの両親は揃いも揃って、親としての立場が理解できない人達なんだろう。ある意味子供を1人の人間として尊重してくれるいい親だとは思うけど、だからと言ってそこまで曝け出さんでもよかろうもんと思いました。聞きたくないだろ、母親の浮気遍歴、セックスライフとか。見たくないだろ、父親が自分と大して年の変わらない若い娘にのぼせ上がっている姿なんて。
あれだ、作家とか芸術家はセンシティブすぎて親に向いてないんだろうな。向いてないってだけで済まされないんだけどさ。ここの両親はセンシティブって言うには実に無神経なところがあったけど・・・。
この映画、大人にとってはユーモアとして受け取れる内容なんだろうか?
恥ずかしい、見てられない!とか思うのは自分がまだ子供だからか?
あ、でも人生最大の危機に気にしたのは猫って所はホンキで笑えました。
あれは絶妙な間だったな。


今はもう怖くない。
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by nichika-1958 | 2008-01-11 11:13 | 映画。
FREEDOM WRITERS
b0046078_17443737.jpg公式サイト
ストーリー: 1994年、ロドニー・キング事件を機に起きたロス暴動直後のロサンゼルス郊外にある、ロングビーチのウィルソン高校に赴任してきた英語教師エリンは、問題が多く、基本的な学習能力さえない生徒たちを担当することになる。しかも、生徒たちの間では人種間の対立が激化し、むなしい争いが繰り広げられていた。


世界は彼等に平等ではなかった。
だけど、そのノートは彼等に平等に与えられた。
そして彼等は自らを見つめなおし、世界を見つめなおした。
203は安心できるホームになった。

ヒラリー・スワンクはあんまり好みじゃないんですが、凄くいい演技だったと思います。初々しくも情熱に溢れた新人教師。まんまでした。
実話系好きだよなぁと思いながら、結構前にCM見てからずーっとみたかったんです。
人種差別がアタリマエに横行してて、差別するからし返すって悪循環の繰り返し。学校の教室も同じようなもので、人種のグループ毎にまとまり、お互いをけん制しあっている。
日本の学校でもありますよね。グループせいって言うんでしょうか?日本人は同じ人種だから、其々の属性みたいなもので纏まってますが、人種の坩堝では分かりやすく明確に分ける基準が、いいのか悪いのかあるもんだから本当に分かり易く分かれている。
ヲレはアウトロー体質なので、いつまで経ってもあのグループせいには馴染めなかったなぁ。でもアメリカのあの教室じゃそんなアウトロー気取ってる余裕なんてないです。
日本のいじめとか目じゃない。マジで命の危険が伴っている。学校にいる間はなくても、1歩外に出れば10代の若者が日々命の危険と戦っているって・・・そらアメリカ人は逞しく育ちます。
18になりたい、と言ったら病気でもないのに何言ってんの?ほっとけばなれるじゃんって日本と違うわけですよ。友達や親、知り合いが実際に亡くなっているのを目の当たりにしてきてるわけですから。
希望に燃えた新人教師が受け持ったのはそんなシビアな現実を生きる10代の教室。
授業中の争い毎も絶えない毎日。
ある日1人の青年がふざけて書いた落書きが大きな問題になる。ミスGはソレを見て、ホロコーストと変わらない!とおこる。だか、教室に居た子供達は殆ど、ホロコーストを知らなかった。
教育を与えたい、真剣に考えた彼女は副業を持って自費で生徒達に独自の教育を施していく。
国語の教師のミスGは生徒1人1人にノートを与え、なんでもいいから毎日必ず書け。読んで欲しくなければ読まない。読んで欲しければ、必ず読むと。
子供達は普段は口に出さない痛みや悲しみ、心の闇をノートにぶつける。
ナチスのホロコースト。人種差別が生んだ最悪の結果。ミスGは生徒達を学校から連れ出し、博物館でじっくりと学ばせる。
段々と変化は訪れた。203の生徒達は人種と云う垣根を自分達で考えて壊した。
それでも問題は山済みだ。だけど、生徒達は自分達が望んで行動すれば何かを変えられると知った。
ミスGは生徒達に希望を持つ事を、本当に正しい事を言葉を費やさず、行動で教えたんだと思う。
1人の家をなくした生徒が203がホームだと言ったシーンはもう号泣。
生徒達が徐々に心を開いていく様が本当感動でした。
人間って美しいな、と思える話でしたね。


例え小さくても、誰にだって希望の火は灯せるのだ。
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by nichika-1958 | 2008-01-10 16:17 | 映画。