ヒューマン・トラフィック。

HUMAN TRAFFICKING
b0046078_1921482.jpgストーリー:ICE(移民関税局)捜査官のケイトは、国際人身売買組織を追っていた。セルゲイ・カルポヴィッチという男が、世界各地で拉致した女性を密入国させ、全米に点在するアジトで売春を強要していた。彼女は組織壊滅に執念を燃やすが、狡猾なカルポヴィッチの前に、捜査は困難を極めていた。ついに自身が囮となって危険な潜入捜査に挑むのだが…。


長い。とてつもなく長く感じた。
だって90×2の前項偏。
やっと見つけました。ロバート・カーライルさんが出てます。探してるうちに同タイトルのイギリスサブカル映画を見てしまいましたが、本命はこっちです。ww
見ての通り人身売買がメイン。
ICEに希望して入ったケイト。恋をした相手に騙されて組織に売られた女。モデルを夢見て、組織に騙された少女。家族の元から引き離された少女。
大雑把にこの4人の女性がメインで描かれます。勿論根本は組織。組織のボスとしてカーライルさんです。表社会ではエリートの彼は世界で大規模な裏組織を運営してるかなりの切れ者。
ソレを追うのが、ICE。
モデルを夢見た少女は、恋した相手に騙された女と早い段階でつながります。女はプラハに一人娘を残しており、組織に逃げ出せば娘を殺すといわれています。そして、少女は自分の現実をうけいれられない。女はボスに信用され、自分のいるワシントンの売春やどの経理を任されます。お陰で彼女は知りたくも無い組織の内情まで把握してしまう。でも、モデル希望の女の子は自業自得ではないか?と思いたくなった。うまい話は無いんだぜ、ベイビィ。若さゆえの過ちですかね。ああ、でもボスモデル系もマジ持ってる人だから騙されても仕方ないのかな?
家族と東南アジアを旅していた少女は突然誘拐される。彼女は只管家族の救出を祈り続けている。彼女の母は娘を案じ、その場にとどまり続け、やがてNGOに身を寄せます。
同時進行で全ては進み、実にリアルにむごたらしい現実を突きつけてきます。はっきり言ってかなり濃いです。
段々と組織の全貌が分かり、ボスであるセルゲイに近づいていくケイト。
彼女自身も心に傷を負っている。だからこそ、性の奴隷にされる女性達を助けたいんだと思う。
長いけど、マジ見ごたえはあった。
カーライルさんはリッチマンな服装なんだけど、エゲレス映画の彼を見すぎたせいかちっともリッチマンに見えやしない。悪い子ップリは見事でしたけど、自らどんどん動いていくボスなのでやっぱりリッチマンに見えない。でも物凄い冷酷で無慈悲な男でした。ゾクゾクするほどかっこよかったです。でも女の影が微塵も見えないボスに、ある意味心配が募りますwwww
最後の方はどきどきハラハラな展開で面白かった。
個人的にICE捜査官ケイトの弟君が気に入りました。あと彼女のボス。かっこよかでした。老練な捜査官で渋い!
世界を旅することが好きな人間としては、かなり恐ろしい内容です。


その先には絶望が口をあけているかもしれない。

2005年 アメリカ
監督 クリスチャン・デュゲイ
脚本 キャロル・ドイル 、アガサ・ドミニク
音楽 ノーマンド・コーベイル
出演 ミラ・ソルヴィノ 、ドナルド・サザーランド 、レミー・ジラール 、イザベル・ブレイス 、ローレンス・レボーフ 、テリー・ヘイグ 、サラ・ジーン・ラブロス 、アンナ・ホプキンス 、ロバート・カーライル
[PR]
by nichika-1958 | 2007-09-16 19:39 | 映画。