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Vフォー・ヴェンデッタ。

V FOR VENDETTA
Vフォー・ヴェンデッタ。_b0046078_20505841.jpg公式サイト
ストーリー:近未来のイギリス。そこは独裁者アダム・サトラー議長が支配するファシズム国家となっていた。テレビ局で働くイヴィーはある日、外出禁止時間に表を歩いていたところを運悪く秘密警察に見つかってしまう。そんな絶体絶命の危機を、彼女は“V”と名乗る謎の仮面男に救われる。しかし男は、1605年に国王の圧政に反発し国家転覆を図り失敗に終わったガイ・フォークスにならって、たった一人でサトラー政府に反旗を翻す狡猾非情なテロリストだった。次第にVのテロ活動に深く巻き込まれていくイヴィーは、やがて自分自身の内なる真実に目覚めてゆく…。

Vサイコウです。
あのキャラクターは素晴らしいです。中身がエージェントスミスだと考えると余計に面白いです。でも、ヒューゴって結構お茶目な人だったから、エージェントスミスより全然素に近いキャラかもしれない・・・。
花柄エプロン姿なのにあの仮面。本気で動かない騎士と戦ってあまつさえ1人芝居しちゃうあの仮面。どっかの映画の誰かさんみたいに映画の台詞一緒に言っちゃうあの仮面。意外と目立ちたがり屋なあの仮面。納得の派手好きあの仮面。芸の細かいあの仮面。その財力が何処から出たのか凄く気になるあの仮面。昔の回想人物からは想像もつかないキャラクターへと変貌を遂げてしまって、空白の時間に彼に何があったのか真剣に気になるあの仮面。
そんな感じ。
でもこの映画で一番度肝を抜かれたのは、ブッチギリでナタリーつかイヴィーのコスプレ。自分、映画館で激しい動揺を隠し切れませんでした。そして、イヴィーを誘ってたゲイのおっさんつっ込めよ!つっ込んどくべきだろ、その衣装!それで突然の訪問って絶対おかしいって!不審に思えよ、そして追い返せよ、人として!
一番のお目当てはジョンおじさんです。何と悪の総本山みたいな独裁者でしたvステキ。議員とかの地位だけどもう、彼の独裁政権でしたね。常にTV画面から唾を飛ばす勢いで怒鳴り散らすジョンおじさん。血圧が心配になるほど興奮してました。でもかっこよかったよ~。最後はちょっとアッサリ捕まりすぎくない?だってあの人の事信用してなかったんじゃないっけ?とか思ったんですがね。切ない最後を遂げました。まぁ、独裁者の最後なんてろくでもないだろうけどさ。
花火と爆弾でロンドンの国会議事堂・ビックベンがぶっ壊れる様は凄かったです。そして集団Vが・・・、ゴキブリみたいでしたね。
スカイキャプテン系の荒唐無稽な話ではありましたが、面白かったです。
見て損はない。確かに、と思った。

自由という名の自分を暴く。
by nichika-1958 | 2006-05-18 20:51 | 映画。