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ビルとテッドの地獄旅行。

BILL & TED'S BOGUS JOURNEY
ビルとテッドの地獄旅行。_b0046078_18201578.jpg解説:御存知悪ガキコンビのビルとテッドが今度は地獄めぐりの旅に? 監督も変わってバカも一回転半し、かなり面白い映画になっちまったぞ。いきなり冒頭で死んでしまう二人だが、片足突っ込んだ地獄でも忌み嫌われるのは当然で、案内役の死神氏(これがナイス・パーソナリティ)もほうほうのていなのだが、いつしか気持ちも通じ、現世に彼らと共に帰ってポップス界に殴り込みをかけ、一躍人気バンドとなってしまうオチには大いに笑う。細かなギャグも豊富で、記憶に残るのは、様々な地獄をめぐるうち、幼児体験を再現するとかのコーナーで、延々と、60年代後半生まれなら遊んだ覚えのあるボード・ゲームやおもちゃで遊ぶところ。それが原寸大ではなく、映画的に等身大であるのが爆笑を誘う。

アホ映画再び。
でも、今回は監督も変わって、前回より話の展開もスッキリ、その分非現実的にはなったけど、最高に面白くなってます。
キアンヌが思いのほか売れたんで続編はありえない事になったけど、どうなのよこの話。
しかし、死神は本当に面白かった。
ラストにその後の彼らの活躍を雑誌や新聞媒体でザラーと流すんだけど・・・死神よ、ソロですか・・・。しかも出戻りですか。
今回はあの電話BOXで旅じゃありません。
なんと未来から現れた、二人ソックリの暗黒アンドロイドに殺されちゃうんです。
そんなあっさり・・・と言わんばかりの殺されっぷり。
未来を変える為に過去を変えに来た悪い人の仕業なんですが、この悪い人なんとあのルーファスの恩師。うっわースターウォーズ臭ーい。

まぁ殺された二人は地獄に行ってみたりするんですけど、寧ろ追い返されそうな暴れっぷり。
結局死神と勝負して、生き返るために奮闘します。
ここでも死神の美味しいキャラが発揮される。
まぁ、なんとか死神を負かして、今度は天国へ。
天国で堂々盗みを働いたりしてますが、いいのか?
そこでなんと、火星人と出会います。有能な科学者なその火星人。天国に居るって事は死んでんだよな?なのに一緒に現世へ連れて帰っちゃいます・・・。いいのか?
そして、あのアンドロイドを倒す為のメカ作り。ショッピング開始なんですが、あの予算は何処から出たんですか?ねぇ。こいつらってば貧乏なはずですよね?
まぁ2人に似せたロボットが出来たんですが、妙に可愛いです。
これまたひと悶着あり、最後は大団円。
定番ですが、前回より面白かった。
あほは健在だけどな。


天使も悪魔も死神も、ついでに火星人もロックでぶっ飛べ!

1991年 アメリカ
監督: ピーター・ヒューイット 
製作: スコット・クルーフ 
製作総指揮: テッド・フィールド  ロバート・W・コート  バリー・スパイキングス  リック・フィンケルスタイン  スティーヴン・ドイッチ 
脚本: クリス・マシスン  エド・ソロモン 
撮影: オリヴァー・ウッド 
音楽: デヴィッド・ニューマン 
出演: キアヌ・リーヴス  アレックス・ウィンター ウィリアム・サドラー  ジョス・アックランド  パム・グリア ジョージ・カーリン  エイミー・ストック=ポイントン
by nichika-1958 | 2006-04-24 18:20 | 映画。