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バーディ。

BRIDY
バーディ。_b0046078_1818543.jpgストーリー: ヴェトナム戦争で顔に重傷を負って帰還したアルは、戦場のショックで精神病院に入れられている友人バーディを回復させるべく努力していく。かつてバーディは、ひたすら鳥になりたがっていた青年だった。そして今は、鳥のようにうずくまっていた…。



あれー!って感じでニックが居た。
妙に芋っぽい若々しいニックでした。
変な髪形が痛い。

とある映画系サイトさまで絶賛されてた映画で、ちょっと気になったので探してみたら、うっかりあったので見てみました。
納得。
いい映画です。是非、1度は見て欲しいな。

鳥になることを願うちょっと変わった孤独な青年バーディ。
ひょんな事がきっかけでアルは彼と話す。そして、意外に気が合った2人。
伝書鳩を育てたり、廃車を修理したり、飛行機を作ろうとしたり、2人は一緒に色々な事をする。
女好きで人気者、起用で明るいがちょっとずるくて、内面は実は弱いアル。
変わり者で鳥に心を奪われているバーディは実は凄く強く公平な人間だった。
まるで心を病む様に鳥へと傾倒していくバーディ。アルは何とか彼にも普通の人間関係を築いて欲しいと願っている。が、彼にはそれが苦痛でしかない。
ある日、アルはバーディに対して酷い言葉を投げつけてしまう。そしてそれは2人の決別になってしまった。徴兵され、ベトナム戦争に行くアル。
部屋の窓から眺めて、言葉をかけられないバーディ。そして、その窓から大事にしていたカナリアが飛び立ってしまう。必死に戻ってくるなと叫ぶバーディの願いもむなしく、カナリアは窓に激突して死んでしまう。
そして時間は飛ぶ。ベトナム戦争で負傷して戻ったアルはとある病院に呼び出される。
そこは戦争で精神を病んでしまった人間ばかりを集めた場所。
バーディはそこに居た。蹲り、何にも反応を見せない彼をアルは必死で正気に戻そうとする。
昔の思い出を話し、かえって来ない言葉に憤りを感じ、自分も戦争によって付けられた傷に苦しむ。最後のチャンスだった野球ボール。それにも反応を見せなかったバーディは別の精神病院にうつされる事になる。
バーディを抱きしめてアルは、俺もここにいる。もう、ずっと一緒だ。と話しかける。
その瞬間、バーディはアルに答えた。

大雑把に書きました。ネタバレしすぎー。
ずっと苦しくて切ないばっかりの話です。
でも、あのラストシーンのとぼけたバーディの笑顔は最高。
あのラストシーンで未来への光が見えた気がします。
本当にお勧め映画!


君の元へ飛んでいく。

1984年 アメリカ
監督: アラン・パーカー 
製作: アラン・マーシャル 
原作: ウィリアム・ワートン 
脚本: サンディ・クルーフ ジャック・ベアー 
撮影: マイケル・セレシン 
音楽: ピーター・ガブリエル 
出演: マシュー・モディーン ニコラス・ケイジ ジョン・ハーキンス サンディ・バロン カレン・ヤング ブルーノ・カービイ ナンシー・フィッシュ ジョージ・“バック”・フラワー ドロレス・セイジ  ロバート・L・ライアン
by nichika-1958 | 2006-03-10 18:21 | 映画。